【Little Travel】インドネシア バティックの旅 - 世界無形文化遺産を訪ねて


バティックはインドネシアの伝統的なろうけつ染め技法で、布地にろう(蝋)を使って模様を描き、その上から染料で色を重ねていくことで複雑で美しい模様を作り出します。ろうで防染した部分は染まらず、色の重なりや細かな線が特徴的なデザインになります。

バティックは地域ごとに模様や色使いが異なり、それぞれに意味や物語が込められています。古くは王族の衣装としても用いられ、今ではインドネシアの人々の日常着や式典用の衣装として広く親しまれています。2009年にはユネスコの無形文化遺産にも登録され、世界的にもその文化的価値が認められています。


今回の旅を通して、実際に職人の手仕事や工程を見ることができ、バティックの奥深さと美しさを改めて感じました。
