世界無形文化遺産「バティック」(Batik)
インドネシアに来たら一度は目にする「バティック」。
日本では「ジャワ更紗」として知られるインドネシアの染織工芸、及びろうけつ染めです。
2009年10月2日にユネスコによって世界無形文化遺産に特定されて以降、
毎年10月2日は「バティックの日」と定められています。
バティックは本来、王宮や一部の貴族のみに着用が許されていましたが、
それがやがて民間に広まり一般家庭でも制作されるようになります。
その後、産業化が強まるにつれ染織技術も発達し、
大量のバティック製品が世に出回るようになりました。
今日では、公式の場や式典、職場などのフォーマルな場に問わず、
インフォーマルな場でもバティックを着用している人々を多く見ることができます。